2011年4月6日水曜日

卒業論文集(第5期ゼミ)


今春卒業した第5期ゼミ生の卒業論文集が完成した。卒業研究の統一テーマは「施策評価システムにおける評価指標の設定と活用に関する研究」である。

当ゼミでは、地方自治・公共政策・行政学に関わる領域でテーマ設定を行っているが、本研究は政策評価(行政評価)に関するものである。


卒業研究までの基本的な流れは以下のとおり。 


1)3年前期に、テーマ設定を行い、既往文献にあたることで基礎知識を獲得した。

2)3年後期には、予備的検討として先行研究などから仮説を設定し、それらを検証するために、神奈川県座間市に全員でインタビュー調査に出かけた。

3)4年生の卒業研究では、前年の研究蓄積をもとに、①実態把握のためのアンケート調査票の作成、②仮説の設定、③自治体へのインタビュー調査(ゼミ生11名が全員それぞれ自治体にアポイントメントを取って実施。合計11自治体)を行った。

4)以上の検討結果を踏まえて、仮説検証と考察を行い、卒業論文を纏め上げた。


なお、卒業論文は近日中に大学図書館2階の卒業論文集コーナーに配架される予定である。


(注)写真は座間市への視察時(平成21年12月21日、インタビュー調査)の様子。