2013年3月31日日曜日

本が出ました

高橋秀行・佐藤徹編『新説 市民参加』(改訂版)、公人社
が刊行されました。

 2005年に出版した『新説 市民参加―その理論と実際』(公人社)の全面改定版です。

事例をすべてリニューアルした上で、2005年版では十分に触れられなかった「地方議会への市民参加」「パブリック・インボルブメント」「市民討議会」「環境パートナーシップ組織」などもカバーしています。

今回の改訂版では、270ページから460ページへと大幅に増量。
全体の3分の2以上が新たな書き下ろしです。

2013年3月30日土曜日

論文刊行「討議デモクラシーの実践過程」

「討議デモクラシーの実践過程―市民討議会の到達点と課題」『地域社会研究』第22号,pp.2-11,2013年3月。
新しい市民参加手法として注目・実践されている「市民討議会」。
アドヴァイザーとして関わった高崎市の市民討議会の実践過程を省察し、市民討議会の到達点と今後の課題について論考したもの。

論文刊行「市区レベルの環境パートナーシップ組織の実態分析」

佐藤徹・中口毅博 「市区レベルの環境パートナーシップ組織の実態分析」 『産業研究』,第48巻第2号,pp.17-30,2013年3月

持続可能な社会の構築に向けた活動を行う「環境パートナーシップ組織」。市民・行政・事業者などの多様な主体で構成される。
1990年代後半以降、全国各地で多様な活動を行ってきたことは知られているが、そもそも、どの程度存在しているか、そしてどのような組織でどのような活動を行っているのか、行政との役割分担はどうなっているのか、NPO法人化する組織も現れているが今後どのような点を課題として認識しているか等、不明な点が多かった。今回、はじめて全国規模の調査を行い、その実態を定量的に解明しようとしたもの。