2012年7月4日水曜日

講義資料の更新(公共政策論Ⅰ)


「講義」コーナーに、以下の講義資料を掲載しました。
  1. 政策の評価(1) 講義資料No.7
  2. 政策の評価(2) 講義資料No.8

2012年7月3日火曜日

第1回 自治体政策経営研究会

埼玉県、群馬県、東京都、神奈川県、岩手県の各県内自治体職員17名が参加。

政策の優先順位づけや自治体の行政経営に関する理論と実践から幅広い議論と検討をおこなった。
詳細は以下の通り。

1.日時  2012年6月29日(金)午後2時から5時
2.場所  上尾市役所 東棟102会議室

3.内容  
(1)代表者挨拶 
佐藤 徹(高崎経済大学教授)
(2)自己紹介
(3)基調報告
「自治体行政における政策の優先順位づけシステムの構造と特徴」
高崎経済大学地域政策学部・大学院地域政策研究科教授 佐藤 徹
(4)事例報告「戸田市の行政経営の現状と課題」
戸田市総務部経営企画課 福田忠史氏
(5)研究会のあり方と今後の予定について

2012年7月1日日曜日

公共政策の形成と市民討議

月刊『地域開発』2012年7月号は、特集『公共政策の形成と市民討議』です。

わたしも寄稿しています。

市民討議会の広がりとその動向
佐藤 徹高崎経済大学地域政策学部・大学院地域政策研究科教授

以下、引用

 近年の政治の混迷化に、大震災後の政府や国会の対応の迷走が拍車をかけ、議会と選挙を核とした代表制民主主義とそれを基盤に成立する政府への不信が従来になく高まっている。これは日本だけでなく、世界的な傾向ともいわれる。
 こうした状況で注目されているのが討議デモクラシーだ。そのひとつの手法である市民討議会がこの数年、各地の自治体で実施され200件を超えるまでになった。日本で広がる市民討議会の事例とその傾向、評価と課題などを明らかにし、公共政策の形成における市民討議の可能性を考える。