2010年9月30日木曜日

千葉県政策評価委員会

昨日は「千葉県政策評価委員会」に出席しました。私は今年度から政策評価委員を拝命しています。平成22年度第1回目の会議であり、森田知事もお見えになりました。委員会は報道関係者だけでなく一般にも公開されています。
議題は以下のとおり。
(1)平成21年度課所掌の基本施策事後評価について
(2)政策評価制度原案について
(3)今後のスケジュールについて
(4)その他
このうち、メインテーマは(2)です。
千葉県では、新しく総合計画(「輝け!ちば元気プラン」)を策定したことを機に、政策評価制度を総合計画の進行管理・評価に活用できるよう、大幅にリデザインしたのです。詳細は後日県のホームページ等で公表されるはずです。
ところで森田健作さんといえば、わたしのなかではドラマ『おれは男だ!』の剣道青年役や映画『砂の器』の若手刑事役が今でも忘れられません。

2010年9月25日土曜日

「群馬県行政改革評価・推進委員会」がスタート

昨日、県庁にて「群馬県行政改革評価・推進委員会」の第1回会合が開催されました。
私は委員長を拝命することになりました。

本委員会の設置目的は以下のとおり。
「厳しい財政環境、地方分権の推進、新しい公共の推進等、地方自治の新たな時代のさまざまな課題に的確に対応するため、群馬県は、更なる行政改革を強力に推進します。改革を進めるに当たって、幅広い意見を聞くため民間有識者等からなる委員会を設置します」

委員会付議事項は次の3点。
(1) 今後策定する、新行政改革大綱(仮称。以下「新大綱」という。)に関する助言
(2) 行政改革の取組の評価及び助言(新大綱の進捗状況の評価及び助言、個別の行政改革に関する課題への助言)
(3)「公共施設のあり方検討委員会(H20.3月~H21.11月)」答申を踏まえた取組の検証等

出典:群馬県ホームページ

ただし残念ながら同委員会については、いわゆる「市民会議」方式(市民会議については拙著『市民会議と地域創造』を参照)ではなく「審議会」方式に近い。頻繁に開催されるわけでもない。例えば上記事項(1)については、2回しか開催されない。そのため事務局(県総務課)の方々の協力を得ながら、委員会当日だけでなく、次回委員会までの事前準備、委員意見の表明・整理・情報共有化等によって、限られた時間を有効に使い「実りある委員会」としたい。

2010年9月4日土曜日

続報・新しい総合計画基本計画フォーラム(北上市)

岩手県の北上市にきています。フォーラムでは、市民参画で策定された北上市の総合計画の実践・評価について、先行自治体である秋田県能代市の事例を伺いながら、パネリスト4名(北上市の方々)とゲストスピーカー2名(能代市の方々)とともに議論を深めました。どちらの市も、総合計画の策定過程で市民協働で指標作りに取り組んだり、ロジックモデルを活用したりと、全国的にも先進的な取り組みにチャレンジしています。私はこうした取り組みを「協働型評価による地域マネジメント」と称していますが、両市の今後の展開に注目したいと思います。

北上市次期総合計画 先進事例基に討議 (09/05)岩手日日新聞社

きたかみ未来創造会議
能代市総合計画市民協働会議
参考:佐藤徹著『市民会議と地域創造』(ぎょうせい、2005年)

余談
北上市では、国の重要無形民俗文化財に指定されている「鬼剣舞(おにけんばい)」を拝見しました。なかなか迫力があり、見入ってしまいました。