2010年12月11日土曜日

市民討議会の実態調査:吉川市(埼玉県)

昨日は、ゼミ生(3年10名)とともに、吉川市役所(埼玉県)へ行ってきました。


吉川市は、人口約6万人、埼玉県南東部に位置し、東は江戸川をはさんで千葉県野田市・流山市、西は中川をはさんで越谷市・草加市、南は三郷市、北は松伏町と、境を接している。「なまずの里」として売り出し中のまちでもある。

さて、3年ゼミ生(第6期ゼミ)の調査研究テーマは「地域政策における市民討議会の有効性」。

ゼミでは、これまで「市民討議会」や「プラーヌンクスツェレ」に関する文献調査と併行して、たかさき市民討議会VOICE2010(高崎市と高崎青年会議所の共催)の実行委員会にサポーターとして参画。また8月28日・29日の開催当日にはファシリテータを担うなど、実践的な調査にも取り組んできた。

そして、毎年恒例の「自治体ヒアリング調査」として、埼玉県吉川市へうかがった。

主な調査事項は、以下のとおり。

( 1 )市民討議会の実施経緯と実施状況
( 2 )総合計画策定における市民討議会の目的と意見活用方策
( 3 )他の市民参加手法と比較した場合の市民討議会の有効性など

ご多忙中のところ2時間以上に及ぶ質疑や意見交換に御対応いただいた、政策室副主幹の岡田さん、大瀧さん、市民参加推進課長の中村さん、感謝申し上げます。


吉川市では平成22年度から23年度にかけて第5次総合振興計画を策定中。市民討議会は23年度も開催予定とのこと。同市の取り組みには今後も注目していきたい。

<参考>
吉川市総合振興計画のページ
まちづくり未来会議(市民討議会)のページ