今年の環境自治体会議の全国大会は鹿児島県日置市で開催。わたしは第10分科会(地域協働)で午前中のセッションのコーディネータと午後のセッションの話題提供者をつとめました。
昨年度実施した全国自治体調査の結果をもとに、「環境パートナーシップ組織の実態分析」についてお話ししました。環境パートナーシップ組織は、いわゆる「行政とNPOの協働」のような「組織間協働」ではなく、「市民会議型協働」です。環境パートナーシップ組織の中にはNPO法人化する団体もあわれていますが、行政依存からの脱却や組織の自立という観点からは良いのですが、環境パートナーシップ組織が本来有すべき「協働による政策マネジメント機能」や「市民と行政が対話する場としてのラウンドテーブル機能」が失われていくのであれば残念なことです。