総合計画と個別計画

　2020年前後から、フルモデルチェンジした新たな総合計画がスタートする自治体も多いようです。一方で、国や法律が自治体に個別政策に関する計画策定を求めているケースも多い。某市では個別計画が120以上もあったりして、まさに「計画の乱立状態」です。
　この点、何とかならないものかと常々検討してきました。結論から言えば、最上位計画の総合計画（特に基本計画レベル）に一本化できないかと。国や法律が新たな政策課題に対応するために、自治体に計画をつくる（つくることができる）ことを求めてきたとき、従前のように別冊で個別計画書を作成するのではなく、そのつど総合計画の基本計画を改定すればよいわけで、そのほうが作業労力が少なく、縦割り行政の是正につながり、総合計画の情報鮮度も保たれます。

　そうしたチャレンジをおこなう自治体が現れないだろうか。技術的困難は多少あるでしょうが、検討する価値はあるでしょう。

M政策評価特論について

大学院のM政策評価特論の第1回目が9月25日の6限にあります。
受講意思のある院生は、必ず出席してください。

第7回自治体政策経営研究会のご案内（２）

案内チラシ（PDF）のダウンロードはこちら

現在、申込受付中です。

第7回自治体政策経営研究会のご案内（１）

自治体行政へのロジックモデルの導入戦略

　『季刊 評価クォータリー』第42号（行政管理研究センター、2017年7月）が発刊されました。
　今回は、自治体行政へのロジックモデルの導入戦略という論考を寄稿しております。行政においても注目が高まっている「ロジックモデル」を、いかに自治体行政（組織）に導入すべきか。
　わが国の自治体行政におけるロジックモデルの普及状況について概観した上で、ロジックモデルを実際に導入した自治体の実際にせまります。
　さらに「なぜ導入するのか」および「どのように導入するのか」の２つの観点から、ロジックモデルの導入視角について多面的に論じています。

　参照　『季刊 評価クォータリー』
　http://www.iam.or.jp/quarterly_ev.html

次回の自治体政策経営研究会の開催について

次回の、第7回自治体政策経営研究会をつぎのとおり開催する予定にしています。
ふるってご参加ください。

日時：2017年10月19日（木）13:30～17:00（13:00開場）
場所：中野サンプラザ　研修室４
ゲストスピーカー：調整中
参加資格：自治体職員であること。定員35名、申込先着順。
参加費：無料

自治体政策経営研究会
http://tsato26.wixsite.com/policy-blog/---

佐藤徹ゼミ 新ゼミ生歓迎会のご案内

日時：6月26日(月)　18時半～20時半ごろまで
場所：焼肉てっちゃん（高崎市上並榎町238-5）
予算：学生セット1800円(税込)
集合：現地直接集合

【ゼミ希望者の選考について】

　6月7日（水）午後に、141教室にて面接を行います。当日は、「ゼミ面接シート」を持参してください。ゼミ面接シートについては、5日（月）午後から研究室（331号室）のドアのところに、設置しておきます。各自取りに来てください。
　詳しいタイムテーブル等は、大学の掲示板に掲示されます。必ず、そちらを確認してください。

実践に生かす

わがゼミにおける、ここ最近3か年の公務員の合格実績は、つぎのとおりです。
国交省、東京都特別区（豊島区）2名、神奈川県、群馬県、高崎市（2名）、飯田市、安中市、御殿場市、本庄市、常陸太田市、金ヶ崎町。警視庁。
以上は、あくまで就職先です。実際には総務省、埼玉県庁、長野県庁などにも最終合格しています。

行政や政策のこと、勉強しませんか

2年生のみなさんへ
　わたしたちの生活に関わりの深い行政、社会や地域の公共的問題の解決手段である政策について、一緒に勉強しませんか。
　現在、ゼミ生を募集しています。
　将来、自治体職員になりたい人、そうでない人もウェルカムです。
　特に、自治体職員になりたい人にとっては、良い環境です。試験勉強は孤独になりがちですが、多くのメンバーが同じ志を持っているので、力強いはずです。

　また、わがゼミではこれまで多くの自治体職員を輩出してきました。受験対策だけでなく、OB・OGや4年生、現職公務員への受験相談、模擬面接など、様々な面から最終合格を応援しています。もちろん、ゼミで得た知識や経験は、はれて自治体職員になったときに役立つ実践的な内容を目指しています。
　研究室訪問、大歓迎です。不在の時もあるので、できれば事前にEメールにてアポイントメントを取ってください。